イエス入門
もう一度、福音書を信頼してイエスを描く──。
近代以降の新約聖書学に重要な異議と代案を提起した『イエスとその目撃者たち』の著者が、初学者向けに書き下ろしたイエス入門。学問的にイエスを学びたい人にも、教会での学びにも格好の書。オックスフォード大学出版局刊の定評あるVery Short Introduction シリーズの一冊。
【目次より】
日本の読者へ
まえがき
第1 章 イエス――世界のアイコン
第2 章 資 料
第3 章 一世紀の文脈から見たイエス
第4 章 神の王国をもたらす
第5 章 神の王国を教える
第6 章 イエスとは何者か
第7 章 死、そして新たな始まり
第8 章 キリスト教信仰の中のイエス
【著者について】
リチャード・ボウカム(Richard Bauckham)
新約聖書学者、神学者。セント・アンドリュース大学(スコットランド)名誉教授。現在はケンブリッジ大学で研究と講義を続ける。
邦訳に、『イエスとその目撃者たち 目撃者証言としての福音書』(新教出版社、2011 年)、『ヨハネ黙示録の神学』(叢書新約聖書神学15、新教出版社、2001 年)。
出版:新教出版社
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