ゲーテはすべてを言った

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【第172回芥川賞受賞作】

牧師家庭でなければ作家にもなっていない

西南学院大学大学院に在籍しながら弱冠23歳で芥川賞を受賞した鈴木結生さんは、日本バプテスト連盟日本バプテスト連盟郡山コスモス通りキリスト教会(福島県郡山市)で小学生時代を過ごした。受賞後、さまざまな媒体のインタビューでも、親が牧師だったことや、そうした環境で育ったことが創作活動にも多大な影響を及ぼしたことについて語っている。
(キリスト新聞より)

高名なゲーテ学者、博把統一は、一家団欒のディナーで、彼の知らないゲーテの名言と出会う。
ティー・バッグのタグに書かれたその言葉を求めて、膨大な原典を読み漁り、長年の研究生活の記憶を辿るが……。
ひとつの言葉を巡る統一の旅は、創作とは何か、学問とは何か、という深遠な問いを投げかけながら、読者を思いがけない明るみへ誘う。
若き才能が描き出す、アカデミック冒険譚!

鈴木 結生 著

発売日:2025年1月15日
四六判上製  192ページ 
出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版

ゲーテはすべてを言った

1,760円(本体1,600円、税160円)

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